今回の調査対象期間となった2022年度(2022年4月1日〜2023年3月31日)は、2022年1月から3月まで続いたまん延防止等重点措置期間が終了した以降に始まった年度であり、感染者は過去最多を更新しつつも、2021年度とは打って変わって制約の無い1年になりました。9月には感染拡大防止と社会経済活動の両立が政府方針として打ち出され、緩和措置へ向けての流れが加速し、各所が活力を取り戻しつつ年度後半を迎えました。カラオケ関連の数値もいずれも好調で、ユーザー市場規模は対前年6割増と、コロナ禍にありながらも大幅な伸びを見せました。
本白書掲載のデータは、アンケート結果を全国データとして集計したものです。掲載データにそれぞれの視点から分析を加えていただき、顧客ニーズの把握、市場への新しい提案の発露、そして全国データと自社データの比較など、カラオケ産業に携わる各位の経営改善と市場を探るツールとしてお役立ていただければ幸いです。 |