今回の調査対象期間となった2019年度(2019年4月1日〜2020年3月31日)は、5月に新元号「令和」が幕を開け、経済活動に影響を及ぼす出来事では、消費税が8%から10%へ10月に引き上げとなりました。
そんな中、2019年度のカラオケ業界は、ユーザー市場規模が4年続けての減少となりました。要因としては、酒場市場が今回も前年から39億円減少したのに加え、カラオケボックス市場も続けての46億円減少となったことが挙げられます。
市場アンケートの実施期間が2020年2月であるため、白書データは、3月を予測値とする新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の調査データをまとめた内容になっております。それぞれの視点から掲載データに分析を加えていただき、顧客ニーズの把握、市場への新しい提案の発露、そして全国データと自社データの比較など、カラオケ産業に携わる各位の経営改善と市場を探るツールとしてお役立ていただければ幸いです。 |