節目として20年間の時系列データをまとめた前回から、21回目のリスタートとなった今回は、新しい設問内容やデータの選定基準など、大幅な見直しを行いました。また、近年著しい成長で、カラオケ機器の設置先として大きな位置づけとなったエルダー市場「高齢者福祉施設」を利用実態の調査対象に加えました。
今回の調査期間となった2015年度(平成27年4月1日〜平成28年3月31日)は、二大メーカーから新商品が発表となり、フルモデルチェンジした新鋭機の導入がカラオケボックス市場を中心に進みました。こうした状況の中、カラオケボックスとエルダー市場がけん引役となり、市場規模は4年連続の増加となりました。本白書掲載のデータは、アンケート結果を全国データとして集計したものです。掲載データにそれぞれの視点から分析を加えていただき、顧客ニーズの把握、市場への新しい提案の発露、そして全国データと自社データの比較など、カラオケ産業に携わる各位の経営改善と市場を探るツールとしてお役立ていただければ幸いです。 |