全国カラオケ事業者協会





 2022年度定時代議員総会終了後、場所を移して来賓、支部役員出席のもと懇談会が開催されました。

 冒頭、佐久間会長が参集者に謝辞を述べた後、「基本的対処方針に示された誤解払拭に向け、お力添えを賜った方々に心から御礼申し上げたい。本日の総会では『感染対策を講じた歌唱は安全である』ことの更なる周知、そして感染対策に留意しつつ協会活動を日常に戻していくことを決めた。『我々が動かずして市場回復は見込めず』との思いで活性化を推し進めて参りたい」と挨拶。

 続いて、来賓を代表して経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課課長補佐梅澤隼様より「コロナウイルスによる厳しい戦いが続く中、協会におかれましては、感染予防ガイドラインの作成やガイドライン実施宣言ステッカーの発行システム稼働、そしてステッカー発行店管理など、省のウィズコロナへ向けた取組みに常に前向きな協力を賜り心より感謝しております。音楽は疲弊した世界中の人々を癒す重要な役割を担っていると認識しています。ゆえにカラオケは必要です。今後のカラオケ産業発展のため、協会の更なるご活躍を祈念申し上げます」とご挨拶いただきました。

 次に、文化庁著作権課著作物流通推進室室長補佐木南秀隆様より「カラオケ業界の秩序ある発展を目指し、市場の活性化に向けた様々な事業に取り込んでおられる協会に深く敬意を表します。昨今はコロナウイルスによって厳しい状況に置かれても、安全安心な歌唱環境の整備に積極的に取り組んでいらっしゃることを承知しております。そうした努力がカラオケ文化の継承発展、それに伴う著作物等の利用促進、質の高いコンテンツの創作といった文化の発展に大きく寄与しているものだと考えています。今後ともご協力を賜ります様お願い申し上げます」とのお言葉をいただきました。

 その後、会食無しのため、乾杯の音頭なく懇談に移り、場内は全員が常時マスク着用ながらも、あちらこちらに歓談の輪が拡がりました。久しぶりの再会に近況報告や今後の業界展望など話題は尽きることなく盛り上がり、和気あいあいとした時が流れました。最後は中山副会長が「本日を機に、万全な感染対策のもと、支部でも活動を再開致します。皆さま、市場の復活へ向けて一丸となって邁進して参りましょう」と中締めが行われ、3年ぶりの集まりとなった会合の幕を閉じました。

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