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2024年度定時代議員総会は、中山政幸副会長による開会の挨拶でスタート。佐久間秀樹会長より「2023年度の事業活動はコロナ禍で大きなダメージを受けたカラオケ喫茶などの昼カラ事業においてイベントをバックアップする『カラオケ文化の日まつり』を提供して募集枠の倍ちかい応募を得、盛況裡に終えることができた。
また6月から8月にかけて「健康にまつわるカラオケ川柳」を募集したところ、多くの応募があり、カラオケが健康維持に不可欠な存在であること、そして感染症に負けない免疫力を育むレジャーであることの認識を深め「健康カラオケ」をアピールし得た。
酒場市場へ向けた施策としてはスナック紹介サイト「スナックdeカラオケnavi」通称『スナカラ』を9月に大きくリニューアルし、11月・12月に「歌ってラッキーキャンペーン」を実施、アニメ『スナック バス江』とスナカラをコラボさせたWebプロモーションで、若者や女性など潜在需要層へスナックの魅力を発信した。いずれの事業もコロナ明けの市場活性化に寄与し得たものと思う」と挨拶。
総会では、次の4議案について審議されました。
第1号議案 2023年度事業報告について
第2号議案 2023年度収支決算報告並びに監査報告について
第3号議案 2024年度事業計画案について
第4号議案 2024年度収支予算案について
議案は、全案件を可決。最後に毛利泰介副会長の「協会も今年が30年の節目の年。皆様方と共にこの業界の更なる発展を目指して盛り上げて参りたい。今後も総力を挙げて市場活性化に取り組んで参りましょう」とする意気込みの言葉で閉会しました。
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2024年度定時代議員総会終了後来賓、支部役員出席のもと懇親会が開催されました。
冒頭、佐久間秀樹会長が参集者へ謝辞を述べた後、「この協会も30年の節目を迎えた。30周年は記念式典開催などを控え、業界の今後に繋がる3事業を企画している。それが、Web上での会員事業者の発信、記念誌の発行、世界に向けたカラオケの魅力発信の3つである。アフターコロナの国内においてインバウンド需要は特筆に値する。しかしながらカラオケ市場への貢献度は、まだ高いとは言えない。そこでインバウンド向けにJAPAN=KARAOKEの魅力を発信して『日本で楽しむべきはカラオケであること』を訴求していきたい」と挨拶。
続いて、来賓を代表して経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課課長補佐腰田将也様より「カラオケは我々の心と体に癒しをもたらす、世界に誇るべき日本文化である。引き続き協会にはカラオケの普及と発展のためにご尽力いただきたい。カラオケ業界ひいては日本の音楽業界全体がより一層発展するため、協会の更なる活躍を祈念したい」と挨拶いただきました。
次に文化庁著作権著作物流通推進室 室長補佐 内村 太一様より「当協会は30年にわたってカラオケ市場の活性化に向けた様々な事業に取り組まれており、深く敬意を表する。そうした努力がカラオケ文化の継承発展、それに伴う著作物等の利用促進、質の高いコンテンツの創作といった文化の発展に大きく寄与している。カラオケ文化の明るい未来の為に志を一つに共に歩んで参りたい」とのお言葉をいただきました。
来賓のご挨拶に続いて、一般社団法人日本音楽著作権協会常務理事 増田 裕一様から「設立30周年、誠におめでとうございます。改めてこれまでの当協会業務へのご理解とご協力の数々に深く御礼申し上げます。最近ではZ世代の方々に昭和レトロが流行り始め、昔から営業しているスナックも昭和レトロとして若者が店を訪れているようです。『スナカラ』の展開やSNSプロモーションなど、貴協会の先を見越した取り組みの成果が出始めているものと思います。より多くの若者を巻き込んで、カラオケ業界が更に拡がりを見せること祈念しております」と乾杯の挨拶と発声をいただき、宴へと移りました。
場内の各テーブルでは談笑あり、意見交換ありとさまざまなかたちで業界展望が語られ、活気溢れるエネルギッシュな模様となりました。懇談の途中には一般社団法人日本カラオケボックス協会連合会理事⻑ 仲間 信男様の叙勲を称える一幕も設けられ、終始和気あいあいとしたムードの中、懇親の宴が時間一杯続きました。
中締めは島垣利光副会長が務め「一般論だが、企業寿命が30年と言われる中、協会が30周年の節目を迎えられることは所属企業として大変喜ばしいこと。偏にこれまで業界の盤石な礎を築いてこられた先人のおかげ、そして我々はしっかりとこの礎を引き継いでいかねばならない。。消滅自治体が問題になる中、元気なカラオケで町興しは出来ないものか。事業者各位がそれぞれの自治体に寄り添った事業活動を模索しつつ、業界の更なる発展に向けて力を合せていきたい」と決意を固め、会合の幕を閉じた。
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