店舗の既存顧客を対象にした集客イベント「歌ってラッキーキャンペーン」を9月1日から10月31日に実施。歌う気運を盛り上げるため、COWCOWの「あたりまえ体操 カラオケバージョン」動画を作成してネット上で拡散すると共に、リアル店舗の利用促進を図る「GoToカラオケ」を10月3日から11月30日の期間展開した。また、スナック紹介サイト「スナックdeカラオケnavi」の利便性向上に努めアフターコロナの顧客誘導へ備えた。
「カラオケ文化の日」(10月17日)事業として、広く一般へカラオケ市場を盛り上げる広告のリードコピーを募集し発表。医療従事者応援ソング「感謝の手紙」(歌・ハナフサマユ)を歌って医療の現場を支援するチャリティプロジェクトを10月17日から11月30日を期間に実施。加えて、募集した応援動画によるミュージックビデオ「『感謝の手紙』」みんなからの応援バージョン」を作成し、新たにカラオケ背景動画として配信した。
更には、業界内の交流と親睦向上を目的に、カラオケ産業に携わる業界人参加による情報交換会「カラオケ事業者交流会2023」を1月17日に開催。協会機関紙「JKA NET」108・109・110・111号を発行した。
渉外委員会
著作権擁護の観点からJASRACとの間に締結した「カラオケ利用の適正化事業に関する協定」に則り、無許諾利用の解消を図る一方、「一体型契約申込書」の利用促進に努め、無許諾利用の発生防止に取り組んだ。14会場で「著作権講習会」を開催し管理指導者や取扱管理者の育成に努めた。
次に、消費者センターや法律相談所に寄せられる顧客からの疑問や質問に、「クレーム110番」で対応し、協議機関という立場で問題解決を図ると共に、顧客の不信感払拭に努めた。また、「市場活性化委員会」で感染症対応や顧客保護の視点に立った業界の適正化施策を検討し、業界の健全化に資する推進事業を実践した。
業界内の感染対策に繋げるため、感染症に関する知識とガイドライン内容を把握したガイドライン点検認定者の育成に努め、研修プログラムによるスキル提供を行い、履修者は529名となった。会員各社営業職のレベル向上を目的に、タイムマネジメント研修「スキルアップ講習2022」を東京・名古屋・大阪・福岡会場で開講、業界の現状を調査する市場アンケートを全国規模で実施し、その結果を「カラオケ白書 2022」にまとめ発行した。