①業務用カラオケディストリビューターの市場規模(図表1-4-1 )
・全国カラオケ事業者協会の会員に対するアンケート結果より、カラオケディストリビューターの市場規模を推計した。アンケート結果の地域別の売上平均値にディストリビューター総数を乗じた結果、2017年度のカラオケディストリビューターにおける売上総額は約1,922億円となった。
・対前年比は-0.3%となり、昨年に引き続き微減傾向である。
②賃貸借取引/販売の規模 (図表1-4-2 , 図表1-4-3)
・カラオケ機器ユーザーへの導入形態を賃貸借取引と販売に分けてみると、その比率は「賃貸借取引」が73%と、昨年に比べやや増えた。
・賃貸借取引においては、通信カラオケ機器の賃貸料(本体+周辺機器)が売上の62%(869億円)を占める。一方、販売の場合、機器の販売料(本体+周辺機器)は売上の40%(143億円)。情報サービス料が57%を占める。
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③出荷先市場の規模 (図表1-4-4)
ディストリビューターの市場として「酒場市場」「ボックス市場」「旅館・ホテル市場」「高齢者福祉施設市場」「その他の市場」があるが、それらへの売上金額比率をアンケート結果から地域別に推計し、全国集計を行ったところ、全体で以下のような結果となった。酒場市場(1,205億円→1,242億円)と高齢者福祉施設(106億円→111億円)の二市場が伸びた。 |
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【 合計 1,761億円 】
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④ハードタイプ別稼働台数 (図表1-4-5)
・ディストリビューターが現在管理している通信カラオケの台数を上記と同様にアンケート結果を元に推計した。これによると2018年3月時点の協会加盟ディストリビューター管理下で稼動している業務用通信カラオケは約29万2千台と推定される(前年度より約1000台減)。 |
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