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■チームの定義とプロセス
ところで、グループとかチームと言いますが、その定義はどういうものでしょうか。
チームの定義
◎二人以上、◎目標の共有化、◎相互作用、これだけだとグループで、
◎結果に対する共通責任、◎相互依存、この二つが加わるとチームとなります。
「共通責任」とは、会社や職場というチームで、大きな目標に向かって努力をし、達成できれば、皆で喜びを分かち合い、達成できない時は皆で悔しがり、反省するということです。
「相互依存」とは、皆さんが個々として優秀であっても、一人では達成できないことがあります。例えば野球でも、4番バッターばかりでは勝てません。それぞれがプロとしての自覚を持ち、役割を果たし、目標に向けて助け合う関係のことを表しています。

 次に、生産的なチームを作ろうとした時に、メンバーが共有すべきプロセスがあります。(図1)
 まず「目標」を明確にし共有化できていること。それぞれのチームメイトが同じ目標を共有していることが大切です。
 次に「役割」。おのおのがそれぞれの立場において成果をあげることです。
 そして「作業手順」。これは、仕事のやり方のことで、効率的に成果をあげるための方法を整えているかです。
 これらを円滑に進めるのが「対人関係の質」です。コミュニケーションが取れているか、相互に信頼し合っているか。前の三つができていても、信頼関係がないと、チームとしては成立しません。

 この四つがチームの成否に関わる大切なプロセスです。

■協働の考え方
チーム活動で協力して働くという意味で、コラボレーションという考え方があります。
 コラボレーションとは、「仕事」という意味のラテン語laborに、「一緒に」を意味する接続詞co-がついてできた言葉です。
 一般的には、協力・協調・共同制作(作品)と訳されますが、ここでは『協働』の意味で用いています。つまり、『ともに働くことで付加価値を生み出す関係の構築』を意味します。

 具体的には、チーム内の考え方の違いから起きる葛藤(Conflict)がまずあります。そこから危機(Crisis)が生じ、これを乗り越えることで共存(Coexistence)関係が芽生えます。さらに進むと協力(Cooperation)関係ができ、最終的には協働(Collaboration)へとつながります。
 大切なことは、自分の意見を表明し、それぞれの意見を確かめ合うことです。
 このようにコラボレーションを築くためには5つのスキルが必要です。

①コラボレーションの意図を示す⇨最初に対象と態度を選び、表明すること。
②正直で開放的な雰囲気をつくる(真実)⇨真実を語り、真実を聴いて、相手を受容すること。
③自己責任で取り組む⇨お互いの関係の中で起きている問題は、100%関与していること。
④深く気づく⇨自分自身の内面に気づくと同様に、相手の不安や懸念、意図、背景や状況に、思いやりをもって理解しようとすること。
⑤問題の解決と交渉を行う⇨論理的な手法を用いること。
これらが円滑に行われることで、コラボレーションが築かれます。

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