各種関係機関との折衝業務にあたる一方、業界の適正化に向けた施策を講じる。また、市場状況の調査を行うと共に、会員企業強化に繋がる研修活動や標準書式の整備を行う。
-
1.「法務専門委員会」
- 1)JASRACとの間に交わした「カラオケ利用の適正化事業に関する協定」を協会内外へ浸透を図り、「一体型契約申込書」利用及び未受理店連絡シート回収の徹底を図る。
- 2)第9期JASRAC協定に則り「音楽著作物利用許諾契約申込書 取扱管理者」、更には「優秀管理者」の育成に努め、同管理者らによる著作権思想の啓蒙と普及を図る。
- 3)業界内の諸問題解消と適法化を目標に、規範と委員会方針を協会員に徹底し市場顧客保護の観点に立った正常化を図る。また、本部と支部の連携強化を深めて違法行為の監視に努め、顧客に不利益が及ぶことを未然に防ぐ。
- 4)協会ホームページの会員専用サイトを使った事例シートのオープン化を検討する。
-
2.「市場調査研究専門委員会」
- 1)業界の現状を把握する市場調査を全国的に実施し、報告書「カラオケ白書 2015」を作成する。
- 2)各種契約書や付帯する書式の整備に努め、業界標準化を進める。
- 3)比率賃貸を広める新しい課金方式について研究する。
- 4)市場正常化のため、カラオケ機器ネット販売の抑止と秩序維持を検討する。
-
3.「経営専門委員会」
- 1)債債権放棄の抑止や顧客クレームの解消を図るため、相談窓口及び支部オリジナルページの内容充実を図る。
- 2)未収金の効率的な回収、保証金・保証人の獲得、インカムアップ策としてカラオケ有料化キャンペーンなどの成功事例を地区懇談会で意見収集し会員へ啓蒙する。
- 3)未収金の回収策として、クレジット手数料の利率引き下げを3%目標に取り組む。
- 4)「スキルアップ講習2015」を開講し、会員各社の社員育成に役立てる。
- 5)資産管理ソフトの再利用を検討する。