店舗の既存顧客を対象にした集客イベント「歌ってラッキーキャンペーン」を11月1日から12月31日を期間に実施し、忘年会シーズンを盛り上げた。また、スナック紹介サイト「スナカラ」と連動したWebプロモーション「二軒目はスナックへ!キャンペーン」を12月に集中開催して若者や女性など新たな顧客層へ向けてスナックの魅力を発信した。
「カラオケ文化の日」(10月17日)事業として、広く一般へ「カラオケ活性化策」を募集、コロナ禍で大きな痛手を被った昼カラ(カラオケ喫茶など)を応援する企画として、カラオケイベント開催ツールを無償で提供する「カラオケ文化の日まつり」を10月17日から11月末日までを開催期間に実施、292店舗が参加した。
更には、業界内の交流と親睦向上を目的に、カラオケ産業に携わる業界人参加による情報交換会「カラオケ事業者交流会 2025」を1月15日に開催。協会機関紙「JKA-NET」116・117・118・119号を発行した。
加えて、30周年記念事業として、業界30年の歩みをまとめた「JKA設立30周年記念誌」を発行。対談や座談会、利用者ニーズ比較、「カラオケ白書」の経年データや歴史年表など業界資料を一冊にまとめて各所へ配布した。
渉外委員会
著作権擁護の観点からJASRACとの間に締結した「カラオケ利用の適正化事業に関する協定」に則り、無許諾利用の解消を図る一方、「一体型契約申込書」の利用促進に努め、無許諾利用の発生防止に取り組んだ。
次に、消費者センターや法律相談所に寄せられる顧客からの疑問や質問に、「クレーム110番」で対応し、協議機関という立場で問題解決を図ると共に、顧客の不信感払拭に向けて各種契約書式の業界標準化と電子化に努め整備を行った。また、「市場活性化委員会」で顧客保護の視点に立った業界の適正化施策を検討し、「地区懇談会」などの場で浸透を図った。
会員各社営業職のレベル向上を目的に、カラオケ営業の実務についての「スキルアップ講習2024」を東京・大阪・福岡会場で開講した。業界の現状を調査する市場アンケートを全国規模で実施し、その結果を「カラオケ白書 2024」としてまとめ発行した。
加えて、30周年記念事業として、JKA会員名簿のWebサイト「カラナビ.net」を開設。会員名簿をネット上で公開することで非会員との差別化を図り、「JKA推奨企業マーク」掲示業者の選定を勧めることで、ネット上の業界秩序構築を今後目指す。