①業務用カラオケオペレーターの市場規模(図表1-4-1 )
・全国カラオケ事業者協会の会員に対するアンケート結果より、カラオケオペレーターの市場規模を推計した。アンケート結果の地域別の売上平均値にオペレーター総数を乗じた結果、2014年度のカラオケオペレーターにおける売上総額は約1,914億円となった。
・2013年度の売上総額は1,910億円で、対前年比は+0.2%と僅かではあるが3年連続の増加となった。
②賃貸借取引/販売の規模 (図表1-4-2 , 図表1-4-3)
・カカラオケ機器ユーザーへの導入形態を賃貸借取引と販売に分けてみると、その比率は賃貸借取引:販売=7:3の割合であり、ここ3年は賃貸借の割合が徐々に増えている傾向(その他は直営カラオケボックスによる売上げなど)にある。
・賃貸借取引の場合、その64%(886億円)は通信カラオケの機器賃貸料(本体+周辺機器)。一方、販売の場合はハード(本体+周辺機器)の比率は約43%(180億円)で、ソフト(情報サービス料)が約54%(225億円)と比率が高い。 |
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③出荷先市場の規模 (図表1-4-4)
・オペレーターの市場として「酒場市場」「ボックス市場」「旅館・ホテルを含めたその他の市場」があるが、それらへの売上金額比率をアンケート結果から地域別に推計し、全国集計を行ったところ、全体で以下のような結果となった。 |
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【 合計 1,810億円 】
(2014年度の売上総額1,914億円から前述の「その他」の104億円を除いた「販売」+「賃貸借取引」の合計金額)
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④ハードタイプ別稼働台数 (図表1-4-5)
・オペレーターが現在管理しているハードの台数を上記と同様にアンケート結果を元に推計してみた。これによると2015年3月時点の協会加盟オペレーター管理下で稼動している業務用カラオケハードは約29万台と推定される。(昨年より約3000台増) |
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【 合計 292,000台 】
※「通信カラオケ以外」とは、LD、CD、CD動画やシンセサイザーカラオケなど。また一部集中管理仕様のCCTVも含む。
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