酒場市場の活性化を目的に、「カラオケ有料化」の啓発活動を行い、店舗の既存顧客を対象にした1,500名に5,000円の利用券が当たるイベント「歌ってラッキーキャンペーン」を9月·10月を期間に実施。また、若年世代へのTwitter連動企画を実施、21,508名の応募を集めた。スナック文化の良さをネットユーザーやビギナーに広く知ってもらおうと、関連記事の拡散をネット上で積極的に行った。また、実際にスナックを体験する際の導線としてスナック紹介サイト「スナックdeカラオケnavi」を紹介して掲載店の新規顧客誘致に繋げた。加えて「カラオケ文化の日」事業として、災害地復興支援事業「『スナックdeカラオケnavi宣伝大使』チャリティキャンペーン」を「カラオケ文化の日」(10月17日)から11月末日を期間に実施。大使認定した38名の歌い手が全国389店のスナックを訪れ、楽曲披露と募金活動を行い、寄せられた総額1,565,438円の「『カラオケ文化の日』基金」を激甚災害指定の7自治体へ寄贈した。カラオケ文化の日公募は、「スナック活性化イベント案」をテーマに募集し、100作のイベント案を小冊子(B6判・16頁)にまとめ、12,000冊を会員管理店へ配布した。
更には、業界内の交流と親睦向上を目的に、カラオケ産業に携わる業界人参加による情報交換会「カラオケ事業者交流会2019」を1月16日に開催。協会機関紙「JKA NET」92・93・94・95号、カラオケ報道記録「JKAクリッピング情報」76・77・78・79号を発行した。
渉外委員会
著作権擁護の観点からJASRACとの間に締結した「カラオケ利用の適正化事業に関する協定」に則り、無許諾利用の解消を図る一方、「一体型契約申込書」の利用促進に努め、無許諾利用の発生防止に取り組んだ。
次に、消費者センターや法律相談所に寄せられる顧客からの疑問や質問に、「クレーム110番」で対応し、協議機関という立場で問題解決を図ると共に、顧客の不信感払拭に努めた。また、「市場活性化委員会」で顧客保護の視点に立った業界の適正化施策を検討し、「事業者懇談会」などの場で浸透を図り、業界の健全化に資する推進事業を実践した。加えてキャッシュレス化へ向けた研究に取り掛かった。
会員各社営業職のレベル向上を目的に、クレーム対応研修「スキルアップ講習2018」を東京・大阪・福岡会場で開講、業界の現状を調査する市場アンケートを全国規模で実施し、その結果を「カラオケ白書2018」にまとめ発行した。